ただのコメディ映画ではない?「摩天楼はバラ色に」には、ブルックリンラガーと豚の角煮はどうでしょう?
摩天楼と書いて”ニューヨーク”と読む、逆に渋い。
日本題からもレトロさを感じるこの映画「摩天楼はバラ色に」はニューヨークを舞台に、成功を夢見てカンザス州の田舎から出てきたブラントリーの奮闘を描く、1987年に公開されたコメディ映画。本気と書いて”ガチ”と読むみたいな表現も最近減りましたね。笑
逆に新しいというか、私は渋さを感じて題名から見ようと決めました。
主人公のブラントリーを演じたのは「バック・トゥ・ザ・フューチャー」でお馴染みのマイケル・J・フォックス。彼の作品は片っ端から見て居るという熱烈なファンの方、結構いらっしゃいますよね。
本作はただのコメディ映画と思いきや、会社で働くお偉方の風刺が心地よい作品で、こんなの居るよねーとつい、こぼしてしまうほど。社会に出て働いたことのあるひとなら、結末含めて痛快に見進めることができると思います。反対に学生のひとにも内容がわかりやすいので、いまのうちから社会勉強と思って見るのもオススメです。これから社会に出ると、必ず想像もしなかった人間に遭遇してしまうものです。笑
あらすじを語るのは、前回の記事同様、これから見るかもしれない方々に勿体無いと思ってしまうので...
ひとつ言えることは、コメディ映画に欠かせないヒロインがもちろん登場するものの...その出会い方がファーストツッコミになるということ。笑
かつてアラサーの私が小学生の頃、公民館で見かけましたが、いまはあまり見かけないある「モノ」が出会いの場となります。若い子は見たことがないかも?是非、想像しながら見て欲しいと思います。
そして、何よりこの映画で素敵だったのはコメディであるのに、刺さるフレーズがたくさん出てくること。ネタバレにならない程度に私に刺さったものをご紹介すると、
「チャンスさえくれれば」
「世の中ワルが勝つのよ」
「前向きに生きないと不幸になるわよ」
の3つ!病んでいるのでは?と思われるかもしれないのを覚悟でご紹介しましたが、結構刺さりました。生きていると色々あるものです。笑
今回のクラフトビールと肴
映画の舞台がニューヨークということで、ブルックリンラガーを選びました。
ブルックリンラガーはお洒落なロゴで有名ですが「I♡NY」のデザインでお馴染みのミルトン・グレイザー氏がデザインしたとか。それまで人気のなかった小さなビール工場を一躍大人気のビール工場へ押し上げたそう。
人気デザイナーですから、ものすごいデザイン料が取られたのではと心配しましたが「会社の株の一部と、一生涯ビールを飲ませてくれれば良い」と言って無料でデザインしてあげたという逸話が。なんて渋い男なんでしょう。
最近は、日本でもキリンが販売するようになったので、人気の高まりと共に置いて居る店も増えてきましたし、もはやクラフトビールとは言えないかもしれませんね。
しかし、人気が出るのも納得がいく、日本人には馴染みのあるラガーで、和食にも合うのがこのビールのいいところ。
程よい苦味が、和食の出汁や優しい甘さを引き立てる。そんな気がします!
私はたとえ下手なので...ワインでお馴染みの田崎さんが見たら、どれだけ叱られるかと恐れるばかりですが、一度和食と一緒に試して見てほしいと思います。私の大好きなイオンリカーにはレギュラーと言っていいほど置いてありますし、大きめのスーパーには缶ビールコーナーにも並んで居ると思います。
そんなブルックリンラガーにオススメなのが豚の角煮。
角煮というと作るのは面倒という方も多いと思いますが...面倒な煮込み料理は炊飯器に任せるのがイチバンです!
豚のブロックを買ってきて、適当な大きさに切る。
生姜ひとかけらを適当にスライス、
大根も皮を剥いて大きめにカット
全部炊飯器に入れて、
酒・砂糖・オイスターソースを大さじ2ずつ、
醤油をちょびっと、
水は大体400cc(普通サイズのコップ2杯くらいですかね)
これで炊飯器のボタンを押すだけ。
1時間もすれば箸で簡単に切れる柔らかい角煮が出来上がっているはずです!通常角煮は煮る前に、豚に焼き目をつけるためフライパンで焼いたりするので、面倒でなければ炊飯器に入れる前に、是非焼き目をつけるとより本格的になります。(私は面倒くさがりなので焼きませんでした)
半熟卵も面倒でなければ、是非追加をオススメします。炊き上がった炊飯器に小一時間入れておけば、程よく味が染み込みます。
さあ!一味をたっぷりかけて、食べて見てください!
簡単なのに、手間暇かかった感じが出てます。笑
お試しあれー!
▽さて、この映画もU-NEXTで
無料鑑賞できました。
レトロな映画が多いのは魅力ですね。