曹操の大立ちまわり

クラフトビールに合う映画と肴

父の愛が溢れる映画「LIFE IS BEAUTIFUL」には、バラデンビール・イザック+焼きサーモンサラダはどうでしょう?

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名作LIFE IS BEAUTIFUL


1997年公開のイタリア映画の代表格で、
第二次世界大戦下のユダヤ系イタリア人家族のお話。
高校の世界史の授業で見たことがあるなんてひともいるほどの名作。

父のグイドはとにかく明るく雄弁で、なんとも愛すべきキャラクター。
妻のドーラは色々あってグイドにベタ惚れ。
息子のジョズエはとにかく可愛くなんとも健気。
序盤は軽快なコメディ調ですが...
次第に非情なホロコーストを免れようとする親子の姿が描かれます。

あらすじを書いてしまうと色々な意味で勿体無いので...
この映画で素晴らしいのは「明るい嘘」
題材はホロコーストなので苦しいけれど...この「明るい嘘」が純真無垢な息子ジョズエを守り続けます。

脚本・監督・主演の3役をこなしたロベルト・ベニーニはその年のアカデミー賞主演男優賞を受賞。
プライベートライアンで主演したトムハンクスを押しのけての受賞だったとか。演技に詳しくない私でも、納得でした。

 

今回のクラフトビールと肴

LIFE IS BEAUTIFULの舞台はイタリアのトスカーナロベルト・ベニーニの出身もトスカーナだそうです。これにちなんで、イタリアのクラフトビール界を牽引するバラデンビールを選んでみました。
瓶も洒落てますよね、さすがイタリア。おしゃれ!

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バラデンビールにはバラエティ豊かなビールが揃いますが、
今回はホワイトビールのイザックをチョイス。グリーンのラベルも変わった形をしていますね。
オレンジピールコリアンダーがなんともいい塩梅。栓を抜いた瞬間から香ります。

口当たりもほんのりコリアンダーを感じるものの、流石のホワイトビール。刺激少なめで爽やか。こんな穏やかなビールに絶対合うな...と選んだのが焼きサーモン

バラデンビールの代表であり、醸造家のテオ・ムッソ氏はビールと料理のマリアージュを探求しているとか。イザックとサーモンを合わせると、サーモンの脂がさっぱりいただける...さすがテオ・ムッソ氏。

今回は、ロメインレタスを細めに切って、ベビーリーフと3:7くらいの割合でミックス。その上にしっかり目に塩胡椒して焼いたサーモンを。
赤と黄色のミニトマトで彩り。イタリア料理に寄せて粉チーズも振ってみました。レモンを絞ると、イザックと相まってさらに爽やか。
上出来でした〜

日本人らしく箸を用意してしまったものの...
フォークでザクザク行った方が、映画を見ながらにはいいかも。サーモンも骨は取り除いてから盛り付けないといけませんね、退けながらの映画鑑賞は気が散りますね。
ご法度、ご法度。

とにかく、肴なくとも、ビールなくとも、誰もが納得の名作。是非、見て欲しい!

▽動画配信サイトではレンタルになってしまうものの、
 U-NEXTは31日間無料で鑑賞できるようです。是非お試しあれ。

 

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